さいたま市で土日営業のはるか税理士事務所の税理士宮田です。

私は様々な場面でコミュニケーションを最重要視しており、会議についても出来れば直接会ってすべきであると考えています。

その会議についてですが、何人で行うのがベストでしょうか。

私は3人が最も適切な人数だと考えています。そしてその構成は1人が上司で2人が一つ下の部下の形が理想です。

社長+役員2名。役員1名+部長2名。部長1名+課長2名、課長1名+係長2名、係長1名+若手2名、若手1名+新人2名。このような組み合わせとなります。

会議を行うのは良いアイデアを出す為です。人数が多くなると会議は報告だけの場となり、報告だけであれば会議の必要はありません。活発なコミュニケーションを行う為にも3人(最大でも4人)が良いと思います。

会議を1つ下の部下としたのも同様な理由で相互にアイデアを出せるようにする為です(差があり過ぎると部下からの意見が出づらくなります)。

さて、少し話は変わりますが、会社という組織の中で一人一人の人間は誰と積極的にコミュニケーションを取るべきでしょうか。

いらない?全員?出来るだけ多く?上司のみ?部下のみ?

この質問に対しての私の意見は上記の会議の出席者だけでよい、です。社長でいえば役員2名だけと積極的にコミュニケーションを取れば良いし、役員でいえば社長と部長2名ということになります。

なお、積極的なコミュニケーションで何を得たいかというと真に信頼出来る関係性です。相互の信頼関係です。

社長は一人一人のことをよく知りたい。課長は課のメンバー全員のことを知りたいと思いがちかもしれませんが、相互に信頼関係を作るというのは並大抵の努力ではできません。上記の関係の場合、一番上と一番下を除くと、上司1名、部下2名の計3人と相互に信頼関係を築くこととなります。友達で考えてみてください。友達はたくさんいる方でも親友と呼べる友達は多くてもこれくらいの人数ではないでしょうか。

この形を構築できれば会社がどんなに大きくなっても、従業員がどんなに増えたとしても問題ないと思います。変な言い方ですが、ネズミ講みたいな関係図かもしれません。

ということで、会議は少人数がいいよ、会社内での人間関係も少人数でいいよ、というお話しでした。